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レビュー

Apple TVをざっくり触ったインプレッション

2016/02/03

新しいApple TVのホーム画面

ようやく来た新しいApple TV

新型Apple TVは第3世代が発売されて以降に毎年のように囁かれた噂です。
TV事業への参加も噂されたAppleでしたが噂が先行して実際にTV事業に登った話はほぼなかったと言えます。

Radio、Apple Music、Apple Watchなど新しいデバイスやサービスは出てきたので先日の発表においてはようやくという感じで迎えられました。
大きく変わった点はアプリ実装ということでその他のことは触ってからというところも大きかったです。

ニッチなプロダクトなので同時期にAmazonがFire TVを出したことなどもあり、非常に静かな滑り出しに感じてますが、手元に来てすす実の操作で自分が満足したところや足りないところなど非常に主観的な部分で感想をここに一応残そうと思いました。

発売日前に幾つかプレスのレビューが出ているので細かい仕様などの部分はそちらに任します。
自分の用途などを含めて感想を述べるのでそれを加味してもらった上での情報と思ってもらえれば幸いです。

Apple TVを3日間の触った感想

全く新しいプロダクト

Apple TVは3世代目を使っていましたが、どう変わったかと問われるとほぼ一新したプロダクトと答えたいと思います。

多分、OS設計などをする上で従来の機能などを加味しながらベースを設計し、アプリ実装していく感じでiOS7のように大幅変わった感じです。
イメージ的にMacのPhoto.appやiWorkなどのように従来の機能でも未実装なものなどが多いけど、一番重要なものだけはまず柱として作り上げた、そういう感じです。

ハード回りではSiri remoteにリモコンが置き換わりましたが、そのためかiOSのremoteアプリは互換性がなくなりました。
ソフト面ではアプリで機能実装をする形になったので従来のサービスでも使えないものなども幾つか出てきています。(将来的にはカバーされるとは思いますが)

現状、AirPlayが支えてアプリが少ない、初期段階の新規ハード、その域を超えてないでしょう。

動画周りはかなり使いやすい

従来のApple TVではMacでiTunesで購入した映画などはホームシェアリングでもしないと見れませんでしたが、今回のApple TVはストリーミング的に見れます。
iTunesの音楽などスオレージ保存しなくても聞けるようになっているのは当たり前ですが、動画周りがストリーミングで観れるのはスムーズで気持ちいいですね。

現在提供されているYou tube、バンダイチャンネルやNetflixなどと同様に特にダウンロードなどストレージや時間を気にしなくできるようになっているので観たい番組をスムーズに見ようという感じになります。

また、iOSでローカルデータの動画鑑賞に優れているAir Videoがアプリですでにあるのは嬉しいです。
アプリの完成度も発売日の状態で高いのでこれでDLNA関係が来ればApple TVだけで十分、という人も多いかもしれません。

Air Videoの動画サムネイル画面

標準アプリの写真や音楽など

写真アプリはフォトストリーム的に同期してなく、特定のアルバムだけ、満たない状態になっています。
後述しますがネットワーク周りがうまくいってないための問題か、わからないですが、スクリーンセーバーに使うという点では前世代のものの方がうまくいっていた気がします。

音楽はiOSのミュージックアプリと同じレベルになっていて、こちらはApple Musicを使うとよりシームレスに音楽を聴けるものとなっています。
iOSで聴くか、Apple TVで聴くか、の違い程度なのでお好みに応じて使い分けられると思います。

大きな特徴であるApp Store

使い勝手の悪いApp Store

今回の目玉の一つがアプリですが、まずストアに関しては「使いにくい」という言葉で全てが表されます。
アプリ数は当然少ないのですが、カテゴライズなどもなく、観賞用、ゲームと大雑把に分けてお勧めだけ出すという状態なので正直、アプリを探すというのは決め打ちできないと無理です。

Videoと検索したらAir Video出てきた、みたいな感じ知らなかったら多分見つからないと思います。

次にアプリですが動画サービス関係は細かいUIや使用感で個人差はありますが概ね問題ないと思います。
問題はゲーム及びその他で、まあ、Apple TVならではみたいなものはほとんどありません。
個人的にコントローラーで遊ぶゲーム程度はiPhoneでいいやという気になってますので、試しに遊んでみて、まあ、こんなものかみたいな感じになってしまいました。

Asphalt8などのレースゲームは意外にSiri Remoteの使い勝手が面白かったと思います。
とはいえ、なかなかアナログ感は難しいので個人的にはコントローラーの方がいいと感じました。

その他のアプリは、大画面で見たいという人なら別ですが、ならではという感じもしなかったです。

ハードの大きな違いになるSiri Remote

Siri remote

Touch部分はそこそこ慣れますが、液晶タッチやMacのトラックパッドみたいに快適に、という具合にはいきませんね。
Apple TVのアプリアイコン移動など選択的に動くのもあるので指やポインターのような動きにならないストレスは感じました。

前世代のものよりはApple TV操作の動きが早いのでその部分のストレスはないですが、大画面TVのUIはまだまだ難しいところもあるなあという感じです。
ただ、従来の家電などのリモコンから比べれば直感的で扱いやすいのでその真価は評価できます。

その他感じたところ

自分のものだけなのかわかりませんが、ネットワーク周りがたまに途切れる感じがあります。

ネット関係なので正直、Apple TVの問題なのかはちょっとわかりかねるので様子見ですが、Asphalt8のデータローディングで2時間とか出て、アプリが落ちたりという現象が結構あったりしました。
海外サイトで同様の人も少数見かけたのでレアなのかもしれませんが、ちょっと気になります。

入力部分は従来はiOSアプリのremoteのおかげで結構楽させてもらったので現在は結構面倒に感じています。
変にキーボードでて打つ、みたいなUIでないのでストレスもそこまで高くはないですが、やはりiOSの入力機能を使えればと思ってしまいます。

良くも悪くも未実装やアプリ数が少ないなどこれからのことが多いので現在できていることで満足できるという人にしかお勧めできないです。
HDMI CEC対応など潜在的ポテンシャルは高いのでこれからのアプリや改良などによっては化けるという感じはします。

今回、容量が32GBと64GBありますが、アプリの数が少ないことを考えると64GBの優位性はあまり感じられません。
比較した上で何らかのパフォーマンス差が出てくれば購入理由にはなりますが、1年間はアプリの容量という意味では優位性は皆無と思います。

Apple Watchと同じニッチなプロダクトなので大衆的にはスルー、アーリーアダプタ的にもすぐに購入するほどでもないですが、今後の動きには注目したい製品です。

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