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レビュー

有料フィードサービス Feedbin,Feed Wranglerを触ってみる

2016/02/03

まえがき

Google Reader終了が目前になりました。
サービス終了が報じられたときはかなり話題になりましたが、代用サービスをかなりのベンチャーなどが名乗り上げたことでそれほど悲観された話でもないという流れで落ち着いた気がします。
普段目にする国内ブログなどの流れとしてFeedlyを代用先にする記事が多い気がしました。
多分、多くのユーザーがフィードリーダークライアントとして利用しているものにReederがあげられるのでこの流れを作っている要因とは思います。

国内サービスで同様のフィードリーダーがいくつかありますが、私個人の意見では国内産のネットサービスは収益面、UX面で不安要素と時代遅れ感があり、おすすめできないところがあります。
同様にFeedlyにも収益面を軸にGoogleと同じような不安定性を感じていて、おすすめはしません。
国内ユーザーの多くは無料サービスを好む傾向にありますが、クラウドはプラットフォーム戦争でもあり、維持できない場合は資産を破棄するリスクを帯びます。
そもそもFeedlyはGoogle Readerのクラウド資産を活用するフロントエンドでのサービスだったこともあり、ベンチャーとして今回の挑戦は歓迎する一方、成功要因が見えない学生ベンチャー的な不安要素が大きいと感じてしまいます。
ざっとみてOPMLでのエクスポートは未実装に見えたこともあるため、Feedlyを中心にフィード管理を行うことは現状、検討から外しました。

私個人もReederを自宅ではMacを中心に、外ではiPhoneで利用させてもらっています。
Reederは今回のGoogle Reader終了発表前にFeverを連携サービスとして実装していました。(iPhoneのみ)
ですが、Feverは個人でサーバを用意しないといけないため、借りるにしろ、自宅で運用するにしろ管理コストが高いので躊躇していました。
その後、Feedbinとの連携が実装され、FeedlyやFeed Wranglerとの連携実装予定も発表されました。
今回、あまりFeedbinやFeed Wranglerの紹介記事がなかったのでサービスを登録して簡単な感想をということで珍しくブログエントリーを書き起こしてみました。
どちらも有料サービスなので利用に二の足を踏んでる人もいると思いますのでその参考になれば幸いです。

Feedbin

月額2$、年間20$の有料サービスです。
支払はクレジットのみですが、特にカード会社が指定されてないのでVISAなど海外利用できるもののみかと思います。
Google Readerから乗り換えるにはOPMLファイルを取り込ませる必要があります。
で、率直な感想ですがGoogle Readerから最小限の機能を取り出したクローンというイメージを受けました。
タグ管理もそのままですし、構成もさほど違和感ないレベルです。
ソーシャル共有もないようなのでフィードをクラウドにクロールして取り込むだけです。
イメージをクロール時に取り込むことができますが、利用者としては意識する部分かどうかは疑問です。
クロール頻度などはいまいちわからないのですが、購読ユーザー数による重み付けはあまり無さそうな印象です。
無難といえば無難で、Reederでの利用は違和感なく使えると思います。
無料でGoogle Readerが提供されていたことを考えるとこの実装に対して料金を支払えるかというとなかなか躊躇するかもしれません。
ただ、サービスに対して投資すると考えるとそれほど高価なサービス料金とも思えません。

Feed Wrangler

年額$19の有料サービスです。
こちらもクレジットのみです。
どちらのサービスも未成年には厳しく、敷居が高い利用条件だとは思います。
Google Readerからのデータ引き継ぎはGoogleアカウントでそのまま反映させることができるので楽です。
このサービスの特徴はスマートリストというキーワードマッチングを使った情報集合を作るところで、そのためにタグの概念はありません。
Google Readerのタグ除法はそのため破棄されるのでタグで分類分けしてフィード閲覧をコントロールしていた人にとっては利用面で違和感を持つことでしょう。
逆に時事のネタや、多数のメディアから特定の話題の情報を得るには便利なサービスです。

多くのフィードを購読している場合、そこから重要なものだけを読みたいという要求が出てきます。
FeedlyもこのFeed Wrangler、そして今回触れなかったFlipboardもフィードリーダーの実装をその要求を目的として出発しています。
Feverも情報の重み付けで購読効率を上げるツールですので同様のものと考えてもいいと思います。
そういったサーバ処理を求める人にとっては検討するサービスと感じました。
ただ、難点としてはサーバ処理が割と重く感じてよく失敗していました。
不安定さもあるのでその部分がクライアント実装がどの程度快適に回してくれるのか、これからの感じもします。

最後に

クラウドサービスに料金を支払うという流れは無料サービスが当たり前という感じの日本ではあまり受け入れられないのかもしれません。
特にRSSフィードはブログが受け入れられてもなかなか広まっていかずにコアユーザーの利用が中心であったかなと感じています。
ソーシャルフィードとしてTwitterやFacebookが台頭した事情もあり、今回のユーザー数減少を理由にGoogle Readerが幕を引いたと思います。
こと日本では孫リンク個人サイトが2000年前半に流行っていたこともあるのでFeedlyやFlipboardのような無料で提案型のほうが受け入れやすいのかもしれません。

昨今はビックデータを扱う情報処理が人に求められるのでフィードサービスはまだ役目を終えてはないとは思います。
とはいえ、概念として理解されにくかったということもあり、今後このような情報取得の方法が続くかは疑問です。
革新的な利用方法が出てくれば昨今の失速気味になったIT業界でまた面白さが出てくるかもしれないのでそういったベンチャーの登場を願ってもやみません。

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