VagrantでWordPress環境の構築を
いかにしてローカルにWordPress環境を欲したか?
当ブログはWordpressで構築、テーマをStinger5で運用されています。
最近のレンタルサーバーはかなり便利になっていてWordpressをインストールするサービスも提供されているので何も考えなくてもドメイン取ってホイホイ設定すればまあ、最低限の知識さえあれば無難に環境は構築できます。
また、Wordpress側のなかなか一昔、というかかなり昔の人から見ると本体やプラグインなどアップデートを管理画面からサクッとできたりと入れ替え作業なども思った以上に楽になっています。
しかし、公開サーバでテーマいじるのは普通に考えればNGな訳で、レンタルサーバだけで環境が全てになるということではなかったりもします。
ということで普段使っているMacBook Pro retinaにも仮想環境を構築してサイトデザインのテスト環境を作りたいと思いました。
Homebrewで環境を構築
すでに検索して調べられる範囲のレベルなので以下に示したツールの使い方がわかっている人には必要ないかもしれません。
個人的なメモ的なまとめの意味合いがつよいですが、こういう環境構築はそれほど頻度高くやることでもないので忘れやすい人向けのTips担っているかと思います。
使うツール
- Homebrew
- Homebrew Cask
- Vagrant
- Vagrant Manager
- VirtualBox
- VCCW
なお、gitを用いますが導入してない人はzipファイルをダウンロードすればいいだけなので導入は割愛します。
VagrantをHomebrewで導入する
Vagrantを公式サイトから落としてきてVirtualBoxもサイトから落としてはい終わり、でも問題ないですが今回はパッケージ管理ツールであるHomebrewで行います。
利点としては、サクッとコマンドラインで導入できることですかね。
VagrantのメニューバーからGUIとして操作できるVagrant Managerも今回導入してみたいと思います。
ターミナル呼び出しや多く行うであろうコマンド操作、アップデートなどを管理できるので便利と思います。
HomebrewとHomebrew Caskのインストール
Homebrewは以下のコマンドで。
ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
Homebrew Caskは開発者向けでないパッケージなどをインストールするなどに使います。
今回はこれを導入して楽をします。
brew install caskroom/cask/brew-cask
Vagrantインストール
VagrantもCaskで導入。
素晴らしく楽です。
brew cask install vagrant
brew cask install vagrant-manager
brew cask install virtualbox
これでGUIツールのVagrant ManagerとVirutuaplboxも入りました。
Vagrant Managerは意外と言及したサイトは日本語ではないようですが、公式を見るとだいたいわかるので問題ないと思います。(手抜き)
VCCWの導入
vcciとはなんぞやと思いましたが、Vagrant環境でChefを使ってWordPress入れる、とのことらしいです。
Chefはサーバ設定ツールでユーザ、パッケージ、設定ファイルを自動的に行うものです。
…なるほど、書いていてなんとなくわかりました。
まず、その前にvagrant-hostsupdaterをインストールします。
ゲストOSの情報をホストOSの/etc/hostsへ追加、削除などしてくれる優れものです。
これがあると何も考えなくてもローカル運用のドメインでアクセスするという…で、あってると思うんですが。
vagrant plugin install vagrant-hostsupdater
Vagrantのboxを追加します。
vagrant box add miya0001/vccw
boxをダウンロードするのでしばらく待つか、以下の作業を並行してもいいかと思います。
次の作業は作業用のディレクトリに移動してVCCWを展開します。
gitを導入している人には
git clone https://github.com/vccw-team/vccw.git my-wordpress
でVM用のディレクトリmy-wordpressmで作ってくれます。
gitを導入してない人は公式サイトからzipファイルをダウンロードして解凍して展開してください。
https://github.com/vccw-team/vccw/archive/2.19.0.zip
これでVagrant Managerのブックマークにmy-wordpressを登録するなり、my-wordpressディレクトリで
vagrant up
とVMを起動すればWordpress環境が構築されます。
Vagrant環境のWordpressにアクセスしよう
http://vccw.dev/もしくはhttp://192.168.33.10/にアクセスしてWordpressの初期画面が現れれば終了です。
次があるならば
Stinger6を導入するにあたって公開サーバーからデータをサンプルとしてダウンロードして同様の環境を構築したいと思います。
面倒ではありますが、それほど込み入った手順でないので必要なファイル、ディレクトリ群をFTPで落とせばいい、だけのはずのため記事にするまでもないかなあと。
Stinger周りで何か書くことができればサイト構築のTipsとして残したいとは思います。
でわ。