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コラム

リモートデスクトップ環境にRaspberry Pi 3を使ってみる

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外で作業するときにダウンロード帯域を気にせずにデータを自宅のNASに落としておきたいなあと感じていました。

最近出たRaspberry Pi 3だと2よりも若干速度がアップされ、WiFiなど配線周りが楽になるなということで購入してリモートデスクトップ環境を構築してみました。

そもそもRaspberry Piとは何かということと利用法など

Raspberry Piは、というと簡単に言えばシングルボードPCで、最近注目されているIoTの制御や低価格ということで教育用などの限定された用途で大きな活躍ができるPCです。

Pi 3においても価格は$35にターゲット価格をしているところなど、組み込み開発者のみならずに簡易サーバなどを考えている人にも人気です。

Pi 2、3はかなりCPUなど強化されていてデスクトップLinux PCとしても重い処理をしなければ実用レベルで使えるとされています。

インターフェースとしてUSB 2.0、HDMI・コンポジット出力、100Mbps LANが搭載されてて電源はmicroUSBからとります。

ストレージはRaspberry Pi 3においてはmicroSDになっています。

外部出力ディスプレイとUSBキーボード、マウス、LANケーブルをつなげれば動くので自作PCに手を出した人には非常に手軽に環境を整えられると思います。

裸のシングルボードなのでケースもいくつか出ています。

Th Raspberry Pi 3ケースセット

重い処理をするとRaspberry Pi 3の場合は発熱が相当になるという報告もありますので注意。

また電源は2.5Aと高くなっているのでUSB充電器などを利用している場合は見直して、必要ならば2.5A対応のものを検討した方がいいと思います。

Linuxイメージについて

Raspberry PiはストレージがないのでディスクイメージをSDカード/microSDカードなどに別途、PCなどから書き込まなくてはいけません。

Raspberry Piにイメージを書き込む方法としてOSインストーラーのNOOBSを利用する方法か、提供元からイメージをダウンロードして書き込む方法があります。

NOOBSを試す

NOOBSはRaspberry Pi用のLinuxであるRaspbian組み込みのものか、ネットワーク経由のものがあります。

ネットワーク経由に関して最新バージョンではRaspberry Pi 3のWiFiにも対応しているので対応OSがあればネットワーク対応のものでも多分いけると思います。

ただ、みたところRaspbianとWindows 10 IoT Core程度しか見えなかったのでデスクトップ環境が整っているUbuntu MATE for Raspberry Piを使いたい場合はディスクイメージをSDカードに書き込む必要があると思います。

Raspbianを使う

Raspberry Piの正式対応しているDebianベースのOSのRaspbianを導入してみました。

教育向けに色々と手が入っているので初心者向けにかなりアプリケーションが用意されているのが魅力です。

NOOBSからもインストールできますが自分は何も考えずにOSイメージをMacを利用してmicroSDカードに書き込みました。

RaspbianはVNCサーバをプリインストールしているのでそのまま有効化すればつながります。

この点は素晴らしく楽なのでリモートデスクトップを使いたい場合は素直にRaspbianを選択するのがいいと思います。

VNCサーバの設定

VNCを利用するためにサーバを起動するには「Raspberry Piの設定」画面から行います。

「設定」から「Raspberry Piの設定」を選びます。

表示された「Raspberry Piの設定」画面の「インターフェース」タブを選択します。

VNCの項目の有効にチェックすればVNCサーバが有効になります。

再起動を行なって起動後にVNCアイコンがタスクバーに現れていれば利用可能です。

なお、VNCで接続するにはIPアドレスが必要になります。

IPを固定するか、ifconfigを利用して接続してあるネットワークアダプタに表示されているIPを直接指定すれば接続できます。

私の場合はMac、iOS共にScreens VNCを使っているのでIPを指定して接続しています。

VPNはうまくいかず

L2TPで接続したかったので

Softether、L2TPのVPNサーバに接続するためにClientをインストールしてみたけど、そもそもそういう使い方のものではなかった。(とおもう)
Network Managerは1.2以降はランダムにMacアドレスを取得する機能がどうもダメでL2TPのプラグインをビルドする前に心が折れた。

今のところ使い勝手がいい方法がないのでRaspberry Piを外部からVPNで接続することは諦めました。

コストとメリットを秤にかけて、あまりメリットなかったので。

最後に使用感など

運用していますが必要な事態にはあまりなってないのでどの程度の安定度なのかはちょっとわかりません。

ここ1、2週間で結構エラー出たり、接続切れたりなど見ているのでちょっと不安な要素はあります。

今回の話とずれますがデスクトップ環境に関しては結構キビキビ動いている感じがします。

普通にLinuxデスクトップで簡単なコードなどの処理などは十分以上に使えると思います。

ブラウジングも画像が多くてキャッシュしなければいけない場合とかなければそこそこ標準のFirefoxで閲覧できました。

Linux入門には安価ですし、非常にオススメです。

Th Raspberry Pi 3箱

Amazonでも取り扱ってますがマーケットプレイスです。

今回、WiFi、Bluetoothの関係で技適を通さないといけなかったりするのでその部分の対応がなされている店舗での購入をオススメします。

Raspberry Piには製造元としてRS ComponentとElement14がありますが、基本は同じです。

部品が若干違う程度なので性能には差は出ません。

自分の場合は運良く、秋月電子で購入できました。

また、国内の正式代理店であるアールエスコンポーネンツ株式会社の個人販売向け代理店のKSYでも取り扱っています。

なかなか品薄でいち早く購入したい方などはAmazonのマークットプレイスでの購入が手ごろかと思います。

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